2章 血のデトロイト

1節 金庫破り

2045年 デトロイト

ここはどこだ?ドラマンはあたりを見回していた。高層ビルが立ち並ぶ。
おっと工場、、車?いやロボットを生産してるぞ?

『そうここは血のデトロイト!!!ようこそ、私はNO.555・ホームズ!』

サングラスのホームズが現れた。黒服にネクタイ、技術者といったいでたち のアタッシュケース。

人間が逃げていくぞ?おお、足に車輪のついた真鍮のロボットが、 胸のレーザー塔から、道路を焼ききりながら、走ってく。
おっと、足が割れたと思いきゃジェットで空へ飛び出した。

『ロボットの泥棒だ!胸の金庫に5000万ドル奪ってるのさ。 さあ追いかけるぞ。ヘイ!スーパーポー・タクシー!』
蜘蛛のようなカサの二つの羽を開き、半重力タクシーの登場だ。
二人はのりこむとホームズがタクシーを急上昇させた。

ロボットの泥棒は、ビルから発射される機関銃をレーザー塔で沈黙させた。
ビルを巨大な破片が落下し、また人々が犠牲になった。
泥棒は反転してきた。空をビームが旋廻する。スーパーポー・タクシーは 死角へとびこんだ!

見事、ふたすじのビーム弾が、泥棒の足に命中!
墜落してくところに巨大な影!!



2節 コンピューター

2045年 デトロイト

『まずいぞ、ロボットコンピュータ・クローのところまで逃げられちまった!』
ドラマンは聞いた。『クロー?』

『未来を導引するコンピュータのひとつだ。全長は小さな山ほどある。 あの単眼ににらまれたらおわりだッ!』いったそばから、アイ・ビームに撃たれ 墜落するスーパーポー・タクシー!!『ウワーッ』ビルの一階に墜落! アスファルト直撃はまぬがれた。
『逃げろ、ドラマン!!ここは俺が、』ホームズが光線ライフルを取り出した。 ドラマン『ちっ、モーゼル役立たず!』
ライフルをクローの胸の鏡がはねかえしてしまう。あわてるホームズ!
クローが踏み潰してきた!!!『わーっ』
破裂音が響きわたった!

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